逮捕直後の面会接見について身の回りで起きた刑事事件や相談をご紹介します。

痴漢冤罪で捕まってしまったときの対応

私は一人暮らしをしているのですが、その日も何も変わらずに通勤電車に乗っていました。私が乗車している電車は満員電車になってしまうことが当然で、そのことがいつも大変だと思っていました。その日にいつもと違うことが起きたのは、途中で女性に腕を掴まれて「痴漢です!!」と叫ばれてしまったことです。

全く身に覚えのなかった私は、その場で強く反論をしました。絶対に触っていないと女性と押し問答になっていると、壮年の男性から「とりあえず電車から降りて話し合った方が良いですよ」と促され、会社に遅刻することは確実ですが途中の駅で電車から降りました。そうして話し合っている内に駅員が来て「ここでは迷惑ですので駅員室に来て下さい」とさらに促されました。こちらは自身で身の潔白を知っていますので、憤りながら駅員室に向かいました。そこで駅員に対して詳しい話をしていると、急に警察が入って来て現行犯逮捕されてしまいました。頭が真っ白になってしまい、そのまま警察署に連れて来られて取り調べが始まりました。

私はまずは家族に連絡をしたいと行ったのですが警察に強い口調で反論していたからなのか「それはできない。後で郵送で手紙を送ることになるからそれで知らせろ」と言われてしまいました。昼になって一時的に取調室から留置所に戻されると、本当に落ち込んでしまいふさぎ込んでいました。そうすると同室の人に話しかけられたので、顛末を説明しました。

すると「すぐに弁護士を呼んだ方がいいな。弁護士から家族に連絡してもらうこともできるぞ」と教えてもらいました。当番弁護士という制度らしく、取り調べが再開されてからすぐに当番弁護士を呼んでもらいました。当日の夕方には来てもらい接見することができ、状況説明と家族への連絡をお願いして、そのまま私選弁護人になってもらう手続きをしました。すぐに弁護士に相談できて良かったです。

DATE:2016/09/02

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