逮捕直後の面会接見について身の回りで起きた刑事事件や相談をご紹介します。

家族が詐欺で逮捕されてしまったときの弁護士相談

私は家族四人暮らしなのですが、平日の朝にいつもとは違う出来事が起こってしまいました。いつもは7時くらいに起きるのですが、その日は6時前に自宅のチャイムが鳴りました。「こんな早朝に誰だろう?」と思いながら玄関のドアを開けると40代くらいの恰幅の良い男性、20代くらいの背の高い男性、20代くらいの化粧っ気のない女性が立っていました。

「何でしょう?」と話しかけると「息子さんに逮捕状が出ています。すぐに呼んで頂けますか?」と言われました。パニックになってしまった頭を落ち着かせながら、息子のところに行って起こして状況を伝えました。私の目から見ても息子は心当たりがあるらしく、素直に玄関まで行きました。家宅捜索の令状が出ているらしく、そこからは警察官が数人入って来て息子の部屋の捜索をしたり、写真を撮ったりしていました。呆然と見守っている内に、何故逮捕されたのか気になったので警察に聞くと、詐欺罪での逮捕だとのことでした。早々に家宅捜索も終わり、7時を過ぎたあたりで息子が警察へと連行されました。このような状況になっても私は親です。

心配になって、すぐにでも面会に行こうと思いました。連行される前にどこの警察署か聞いて分かっていましたので、翌日すぐに警察署に向かいました。面会の申請をしようとすると、留置所の警察官から「息子さんは逮捕された罪状の関係上接見禁止になっていますので、面会をすることができません」と言われてしまいました。「絶対に誰も面会することはできないのですか?」と尋ねると「弁護士だけは接見することができます」と知らされました。

そのまま弁護士事務所に駆け込んで、事の顛末を説明しました。詐欺罪は共犯者がいる可能性や、情報を外に出す可能性もあり、接見禁止になってしまうことが多いようです。弁護士に依頼して、差し入れや伝言をすることができるようになったので、本当に頼りになりました。

DATE:2016/09/05

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